今回は、サヤ取りに便利な、高機能版サヤトレの使い方を解説。
サヤトレのサイトには、使い方(マニュアルなど)があるが、
私が実行している、最近の方法を書いてみたい。
(2020年7月7日更新)
高機能版サヤトレ(チャートが下に進むと利益が出る)の検索条件(平均回帰狙い)はこちら↓
平均回帰狙いのチャート例
(緑の帯の上限である「+2σ」あたりから下に切り返す動きを狙う)
平均回帰とは、
上図のサヤ移動平均線(赤い線)から大きく離れたサヤが平均線まで戻ることだ。
サヤ移動平均線から離れる方向は、上と下がある。
高機能版サヤトレのチャートでは、下に進むと利益が出るので、
サヤ移動平均線の上から戻る時が、仕掛ポイントになる。
この検索条件のポイントは2点。
(1)「検索期間」は「2年」
以前は1年チャートで選別し、2年チャートで確認していた。
2年チャートを見て決定なら、初めから2年チャートで検索する方がいいと考えた。
(2)「信用倍率」は「設定する」(軸銘柄の信用倍率を1.0以上)
「信用倍率はチェックした方がよかった!」の通り。
売銘柄の逆日歩を避けるためだ。
もう一つの検索条件(平均乖離狙い)↓
平均乖離狙いとは、
売建に下落が続く銘柄、買建に上昇傾向の銘柄をえらぶやり方だ。
サヤ交差回数を少なめにしている。
乖離型チャートの例↓(チャート全体が右下に動く)
もし、右上に流れるチャートが出たら、売り買いを逆にして銘柄コードを入力すればいい。
平均回帰、平均乖離ともに、
「同業種で絞る」はチェックを入れると安全かもしれない。
決算発表日をまたいで保有しそうな時は特に。
同じ業種なら、価格変動も同じになりやすいからだ。
また、検索されたペアの数がとても多い時、
チェックを入れて再検索し、数を減らすのにも使える。
以前は、条件設定に困った時のために、おすすめ条件ボタンがあった。
今はそのボタンがないので、当時の数値を参考までにご覧いただこう。
↓今はない「おススメ回帰条件で検索する」で表示された設定条件↓
↓今はない「おススメかい離条件で検索する」で表示された設定条件↓
これら二つの設定条件を元に、何ヶ月かごとに数値を変えてきた。
今回、発表した数値に至るまで、何回も変更している。
思うようなチャートが現れないと感じたら、ちょこちょこと。
これからも、設定条件は変わって行くだろう。
サヤトレの無料版では、検索条件が「相関係数」「シグマ(σ)」「時価総額」の3項目だけだ。
高機能版サヤトレの検索条件で特に役に立つと感じているのが、
直近決算発表の銘柄を、3日以内から1ヶ月以内まで5段階で設定して除外できること。
空売り可能な銘柄で検索できたりするのも便利だ。
当ブログ経由の申込みなら、高機能版サヤトレをひと月無料で使うことができる。
「利益が出るサヤ取りペアの見つけ方はこれ!」にチャート分析の例を挙げている。
「さや取りくんの利確チャートを検証」の内容を考えて選ぶと楽しい。
検索されたペアで、今が仕掛けのタイミングのものが出るとは限らない。
近いうちにエントリーできそうなペアを「お気に入りペア一覧」に登録しておき、時が来るのを待つことが多い。
私の場合、ペア選定は、自宅よりも通勤電車の中や仕事の休憩時間に行うことが多い。
仕掛けるペアが決まったら、「ポジション管理」に登録を。
仕掛日付と仕掛株価を入力すれば、、午後5時には大引け後の損益率がペア毎に確認できる。
時間の取れない兼業投資家には便利だ。
私の場合、ペア損益率が±5%になったものを翌日寄付きでの決済注文を入れている。
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