今月は、決算発表銘柄がいくつかあった。
発表後に値を上げるか下げるかは50%の確率とすると、
ペア保有期間内に決算発表があっても気にしなくていいはずだ。
今月決済のうち、4組がそうだった。
仮に4組とも発表前に決済なら-5.94%で、
発表後だったら-5.31%となる。
4組では統計対象にならないが、どちらでも同じような結果だ。
決済基準は次の二つ。
(1)損益率±5%
(2)保有15営業日
(上の銘柄が売建、下が買建)
1日(金)決済
4月9日(木)仕掛
4004 昭和電工 仕掛値2,253円 決済値2,349円
8331 千葉銀行 仕掛値477円 決済値497円
損益率 -0.06%
保有期間(15営業日)を迎えての決済。
11日(月)決済
4月14日(火)仕掛
8331 千葉銀行 仕掛値475円 決済値488円
8309 三井住友トラストHD 仕掛値3,065円 決済値3,050円
損益率 -3.22%
これも保有期間(15営業日)を迎えての決済。
決済日の大引け後に千葉銀行の決算発表が予定されていて、発表後まで保有延長も考えていた。
地銀の経営が厳しいというニュースを見たからだ。
しかし、決済基準通り、この日の寄付きで手仕舞い。
もし、発表後の13日寄付き決済だったら、千葉銀が値を下げたので、+0.71の利確だった。
4月17日(金)仕掛
5713 住友鉱山 仕掛値2,449円 決済値2,810円
9101 日本郵船 仕掛値1,304円 決済値1,399円
損益率 -7.45%
前営業日に-5%に達しての決済。
住友鉱山が決算発表後に値を下げると予想したのが外れた。
もし、決算発表前(5月8日寄付き)に決済したなら、-4.38%で済んだ。
発表後は値動きが大きくなりやすいので、損益率が一気に変化することが多い。
発表後に上げるか下げるかは50%の確率だから、保有期間内に決算発表を含むこと自体は戦略のひとつだ。
だが、これからは決算発表を避けることにしたい。
14日(木)決済
4月24日(金)仕掛
5406 神戸製鋼所 仕掛値337円 決済値368円
7261 マツダ 仕掛値549円 決済値593円
損益率 −1.18%
これは神戸製鋼の決算発表日(5月11日)を見落としていた。
その後、回復を期待もままならず、マツダの発表が14日13時だったので当日寄付きで手仕舞いした。
神鋼発表前に決済なら、+1.66%だった。
マツダ発表後の15日寄付きでなら+1.43%だった。
15日(金)決済
5月11日(月)仕掛
5803 フジクラ 仕掛値314円 決済値297.9円
9202 ANAホールディングス 仕掛値2,258.5円 決済値2,326.5円
損益率+8.13%
前日に+5%を超えての決済。
5月12日(火)仕掛
4689 Zホールディングス 仕掛値435円 決済値443円
6305 日立建機 仕掛値2,593円 決済値2,544円
損益率-3.72%
前日に-5%を超えての決済。
22日(金)決済
5月1日(金)仕掛
8586 日立キャピタル 仕掛値2,110円 決済値2,055円
5486 日立金属 仕掛値1,050円 決済値1,076円
損益率 +5.08%
前日に+5%を超えての決済。GWの5連休をはさんでいるので、20日以上を経ての利益確定となる。
26日(火)決済
5月15日(金)仕掛
6506 安川電機 仕掛値3,560円 決済値3,850円
3278 ケネディクス 仕掛値165,300円 決済値176,000円
損益率 ―1.67%
決済基準ではないが、前日のチャート分析を受けて、予定外の手仕舞い。
5月19日(火)仕掛
3116 トヨタ紡績 仕掛値1,345円 決済値 1,488円
4204 積水化学 仕掛値1,405円 決済値 1,474円
損益率 ―5.71%
前日、-5%を超えたので損切りした。
5月20日(水)仕掛
8952 ジャパンリアルエステイト 仕掛値554,000円 決済値560,000円
8987 ジャパンエクセレント投資 仕掛値117,900円 決済値126,000円
損益率 +5.78%
ここから3組のペアは、5月13日に書いたやり方で選んでいる。
その中の2組は、短期間で利確できたので、いい方法だ。
5月25日(月)仕掛
8795 T&Dホールディングス 仕掛値859円 決済値865円
7013 IHI 仕掛値1,371円 決済値1,500円
損益率+8.71%
27日(水)決済
5月1日(金)仕掛
1360 日経平均ベア2倍 仕掛値2,536円 決済値2,197円
1571 NF日経インバースETF 仕掛値1,574円 決済値1,469円
損益率 +6.69%
保有期限到達の日に利益確定基準に届いた。
5月19日(火)仕掛
6301 小松製作所 仕掛値2,099円 決済値2,145円
4208 宇部興産 仕掛値1,733.6円 本日終値1,904円
損益率 +7.63%
4月24日に利益確定したペアを再び仕掛けたもの。
28日(木)決済
5月12日(火)仕掛
5214 日本電気硝子 仕掛値1,598円 決済値1,725円
7201 日産自動車 仕掛値375円 決済値440円
損益率 +9.38%
この日、大引け後に日産自動車の決算発表があった。
決算発表をまたぐのを避けているため、前日の時点で、決済基準に達していなかったが、寄付きで手仕舞いとした。
日産自動車が上昇で始まったので、予想以上の好成績。
5月20日(水)仕掛
4061 デンカ 仕掛値2,567円 決済値2,727円
2503 キリンHD 仕掛値2,075円 決済値2,165円
損益率 -1.89%
デンカは、新型コロナの治療薬「アビガン」関連銘柄。
前日、デンカは2.96%の上昇。
日経平均が0.70%の上昇なのでボラリティが高い。
もちろん、状況次第でアビガン関連銘柄が伸び悩むこともある。
だが、前日の動きを受けて、これも決済基準に達していなかったが、寄付きで手仕舞いとした。
29日(金)決済
5月20日(水)仕掛
3863 日本製紙 仕掛値1,534円 本日終値1,622円
6503 三菱電機 仕掛値1,333.5円 本日終値1,451.5円
損益率 +3.11%
決済基準になっていなかったが、前日のチャートを確認すると、-2σのところまで進んでいた。
上に切り返す可能性が高いと判断しての決済。
6ヶ月チャートで見ると、上に切り返したのがわかる。
(高機能版サヤトレは、チャートが上に動くと利益が減る)
5月26日(火)仕掛
1801 大成建設 仕掛値3,630円 決済値3,715円
7186 コンコルディア・フィナンシャル 仕掛値320.54円 決済値348円
損益率 +6.22%
5月損益率合計 +35.83%
2020年損益率合計 +42.69%
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