(2021.7.3更新)
↓そもそも「サヤ取りとは何だ?」という方はこちらをご覧ください↓
サヤ取り投資の成功ポイントは何か。
テクニックも経験も要らない、初心者でもできることがある。
目次
ルールに従って損切りをする
当ブログでは、損益率が±5%になれば決済をルールとしている。
含み損が-5%になれば翌営業日に損切だ。
プラス転換を期待して保有を続けるのはダメ。
さらに損失が拡大したら痛い目に遭う。
損益率が変化なく続いたとしても、
資金の余力がなくて次の仕掛ができないこともある。
決済基準は損益率何パーセントでもいい。
決めた基準を守れば成功につながる。
損切は、次の利益確定の準備と考えよう。
金額をそろえる
売建と買建の金額を近い数字にすることは当然だが、
違うペアでも金額が近い方がいい。
たとえば、
売建・買建それぞれ20万円くらいのペアを仕掛けたら、
他に仕掛けるペアも20万円づつくらいにするということ。
よくないのは、一部に建玉金額が極端に大きいペアがある状態。
6組のサヤ取りペアを仕掛け、
5組を+5%で利益確定、1組を―5%で損切りしたとする。
5勝1敗で損益率合計は+20%だ。
一見、好調のようだか…
利確した5組の建玉金額が20万円づつで、
損切り1組が100万円づつのペアなら、実現損益は0円となる。
これではギャンブルになる。
リスクを避けて、収益を積んでいくには、
建玉金額をだいたい同じにすればいい。
初めは、20万円くらいのペアから仕掛けることをすすめたい。
ひと月ほどは、建玉20万円のペアばかりにしておく。
それから、30万円くらいのペアばかりを仕掛ける。
順調に進めば、徐々に金額を上げればいい。
スタート資金が大きければ、50万くらいから始めてもいいだろう。
その場合でも、100万ペアを入れたいしないこと。
建玉金額をそろえるとギャンブルにはならない。
売建と買建は決済も仕掛も同時に
楽天ブログの時期、2010年に不思議な決済をしている。
保有ペア数組を、2010年11月からの上昇相場で仕掛け、12月に買銘柄だけ全部を利確した。
日経平均は上がったとはいえ、大納会で10,228円と低めの株価。
2011年に入って相場は横ばいで推移、残った売銘柄の含み損はそのまま。
信用売6ヶ月の期限で巨額の損失となる危険があった。
それが、3月11日東日本大震災の相場変動で含み損が解消され、
大きな利益確定となった。
これはまさにギャンブルである。
売銘柄・買銘柄の同時仕掛、同時決済で危険が避けられる。
以上3点以外に、サヤ取りのコツをつかむ方法として、他人に見てもらうことを勧める。
客観的にアドバイスをもらえるからだ。
たとえば、投資家コミュニティ「CRANEs(クレインズ)」で仕掛けたペアの銘柄やチャートを公開する。
メンバーから意見が書き込まれ、自分では気づかないことを知ることもある。
今回示した3項目の中で、一番大切なのは損切りだ。
もし損切が嫌に思えたら、他人の取引だと思って自分にアドバイスをしてみよう。
他人事だから冷静に考えられる。
あっさり、「これはすぐに損切」と言える。
他人の取引だから落ち込まない。
一歩引いて見ることができたらいいと思っている。
↑「相場の上下は考えない『期待値』で考えるトレード術(株式会社サヤトレ増田社長の著)」に押してもらった印より
【補足】サヤトレの使い方
当ブログでは、「高機能版サヤトレ」と「サヤトレLS(ロングショート)」でサヤ取りペアを検索している。
今まで出会ったサヤ取りソフトの中でサヤトレが最も使いやすい。
高機能版サヤトレで、特に便利に感じている点が三つ。
1、ログイン型なので、家のパソコンでも外出先のスマホからでもすぐにOK。このアクセスの速さは、ダウンロード型ソフトでは味わえない。
2、高機能版サヤトレの「ポジション管理」に保有ペアを登録して損益状況が一覧できる。
保有ペアが多くなると、ペア毎の損益状況が分かりにくい。
たとえば、売銘柄を信用取引、買銘柄を現物取引にした場合。
または全部信用取引にしても、仕掛け日が同じなら、銘柄がごちゃまぜになって見づらい。
そこで「ポジション管理」にペアを登録。
「仕掛日付」と「仕掛株価」を入力しておけば、午後5時には大引け後の損益率が一覧できる。
3、好きなフォルダ名をつけてペアを分類保存できる。私は「監視中」「仕掛け待ち」「保有ペア」「決済後の動き検証」の4つに分けている。
サヤトレには無料版と有料版がある。
有料の高機能版サヤトレの方が使いやすいが、費用が発生する。
ところが、このブログ経由で、ひと月無料で試す申し込みができる。
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