(2020年5月25日更新)
高機能版サヤトレでは、チャートの表示期間が3ヶ月から5年まで、6種類ある。
ふだんは、2年か1年のチャート使用が中心。
長い期間で見渡したい場合に、3年や5年も。
直近の細かい動きをには、6ヶ月と3ヶ月が使えるが、だいたい1年チャートで判断できる。
これまで使うことが少なかった短期チャートが、サヤ取りペア選びに役に立つことに気づいた。
目次
柿田氏が公開するサヤ取りペアの謎
以前、お世話になっていたサヤ取りソフト「サヤ取りくん」の株式会社トライアングルズ(代表取締役は柿田文和氏)では、メルマガとブログで、サヤ取りペアの公開をしている。
当ブログでも、時々その公開ペアをサヤトレのチャートで紹介している。
(株)トライアングルズは、引用・転載を不可としているので、銘柄を伏せて。
以前から、仕掛けのポイントが不思議だと感じることがあった。
自分なら仕掛けないチャートが使われているように見える。
これら2ペア、青い縦横の直線が交差する点が、仕掛の前営業日。
チャート全体が右肩上がりだったりで、これから利益が期待できるようには見えなかった。
このような傾向のペアが、何度も出ていたので、
どんなチャートでも一時的に下に動くことがあるので、そこを狙う方法だと受け取った。
昨日(5/12)、Zホールディングス/日立建機はその一時的な動きを狙ったつもりだった。
スタートしたばかりで、判断ができる段階ではないが、芳しくない。
ちなみに、先のサヤ取りくん2組も含み損拡大中。
これら2組は、どんな狙いで仕掛けられたのか、わからなかった。
短期間チャートでもサヤ取りペアを判断できる
この疑問を、株式会社サヤトレの投資家コミュニティ「CRANEs(クレインズ)」に投稿したところ、
頼れるメンバーからの答えが。
乖離狙いの仕掛けではないかということだ。さすが!
乖離狙いとは、高機能版サヤトレではチャートが右下に進み続けると予想して狙うこと。
↓乖離狙いのチャート例↓
一方、平均回帰狙いは、±2σの間を行ったり来たりするチャートで、下に切り返すタイミングを狙う。
↓回帰狙いのチャート例↓
乖離狙いのチャートは、右下に進む形と理解していたが、1年から2年は続かないとダメだと思っていた。
先ほどのサヤ取りくんチャートを3ヶ月で表示してみよう。
それぞれ、下に進み始めたところから、仕掛け前の5月8日にかけて右下に進んでいるではないか。
この仕掛を順張りと表現されていたのも納得がいく。
2ヶ月もない期間での流れだが、柿田氏は保有期間を15営業日までにしているので、乖離狙いとするには十分だろう。
当ブログでも、多くのペアを15営業日までに決済してきたから、すぐに取り入れられる。
仕掛けるタイミングは、
3ヶ月チャートなら-2σあたりまで来た時、
1年チャートなら移動平均線あたりまで下がって来た時、がよさそうだ。
サヤ取りペアの選定に幅が広がる
直近2カ月足らずの動きも見ることで、早ければ2週間以内で利確できる。
1ヶ月間に、少なくとも2回以上仕掛けられて資金効率がいい。
柿田氏からすれば当たり前のことだが、このチャート選定法が加わることで、利益を狙うサヤ取り投資がさらに魅力的になる。
私は、勘違いして仕掛けた、Zホールディングス/日立建機のペアを手仕舞いしなくては…
当ブログでは、「高機能版サヤトレ」と「サヤトレLS(ロングショート)」でサヤ取りペアを検索している。
今まで出会ったサヤ取りソフトの中でサヤトレが最も使いやすい。
高機能版サヤトレで、便利に感じている点が三つ。
1、ログイン型なので、家のパソコンでも外出先のスマホからでもすぐにOK。このアクセスの速さは、ダウンロード型ソフトでは味わえない。
2、株数表示機能があり、売りと買いの金額を揃えるのが簡単。
3、「高機能版サヤトレ」は、好きなフォルダ名をつけてペアが保存できる。私は「監視中」「仕掛け待ち」「保有ペア」「決済後の動き検証」の4つに分けている。
サヤトレには無料版と有料版がある。
有料の高機能版サヤトレの方が便利だが、費用が発生する。
ところが、このブログ経由で、ひと月無料で試す申し込みができる。
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