(2022年4月6日更新)
サヤ取りでは、候補となる数々のペアの中から利益が期待できるものを探すのだが。
高機能版サヤトレで、ペアを絞り込む方法を紹介したい。
【高機能版サヤトレは、チャートが下に進むほど利益が発生する。
その理由は、売銘柄(軸銘柄)の株価÷買銘柄(脇銘柄)の株価で計算されているからだ。
売銘柄は下落するほど利益が出て、買銘柄は上昇するほど利益が出る。
つまり、相対的に売銘柄が買銘柄より小さくなると、割り算の数値も小さくなる(利益が出る)。
その状態はチャートが下に進んでいる。
このような理解がなくても、チャートの動きだけで利益が出ているかわかるのが、サヤトレの便利な点だ。】
まず2年チャートで見当をつける(2年チャートは高機能版で利用できる)。
検索条件設定の「検索期間」を2年にするといい。
以下の3点を確認する。
1.サヤ移動平均線がなるべくまっすぐであること
サヤ移動平均線のうねりが大きいと予期しない動きになりやすい。
そして、チャート全体の流れが右下に向いていると利益が出やすい。
(右肩下がり以外でも大丈夫だが、チャートが下に動くと利益が発生するので)
2.±2σの幅が全体でだいたい同じであること
3.半年以内に、+2σから下に切り返すポイントがあること
+2σから下に向かう動きが直近にいくつもあると、同じ動きが再現される期待が高まる。
1年くらいそんな動きがなければ、「1.」のようなチャートでも仕掛けない方がいい。
たとえばこのチャート↓
全体の向きが右下だが、1年近く+2σまで届いておらず、直近に上がって切り返している。
この後は下に進まず、水平か右上に向きを変えやすい。
1年チャートまたは6ヶ月・3ヶ月チャートで拡大し、仕掛をいつにするか検討する。
(3ヶ月・6ヶ月チャートは高機能版で使える)
下に切り返したタイミングで仕掛ける(順張り)か、
+2σまで来ていたら反転すると見る(逆張り)か。
当ブログは順張り重視だから、この状態ならエントリーを見合わせる。
近いうちに仕掛けられそうなので、「仕掛け待ち」と分類したフォルダに入れる。
フォルダに好きな名前をつけての保存は、高機能版なら可能だ。
高機能版サヤトレでは、他に3年・5年のチャート表示もできる。
今回は、チャートだけの判断だが、
決算発表が予定の保有期間内にあるか、
銘柄の上げまたは下げ要因になるニュースがないか、
売建の信用倍率は1.0以上かも調べておくと、失敗が少ない。
ここで取り上げたサヤ取りペアは、
「高機能版サヤトレ」で検索されたものだ。
このページのチャートは、高機能版サヤトレからの引用。
(株式会社サヤトレは、サヤトレの画面公開を禁止していない)
今まで出会ったサヤ取りソフトの中で一番いい。
便利に感じている点が三つ。
1、ログイン型なので、家のパソコンでも外出先のスマホからでもすぐにOK。このアクセスの速さは、ダウンロード型ソフトでは味わえない。
2、株数表示機能があり、売りと買いの金額を揃えるのが簡単。
3、好きなフォルダ名をつけてペアが保存できる。私は「監視中」「仕掛け待ち」「保有ペア」「決済後の動き検証」の4つに分けている。
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次のステップ「サヤトレLS(ロングショート)」も、
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いつも得運さんのブログを拝見しております。
いつも有益な情報をありがとうございます。
先日、得運さんのブログ経由でサヤトレを申し込ませていただきました。
1つ教えて頂きたいことがあり、コメントさせて頂きます。
得運さんのブログには「右下りだと利益発生」という説明があります。
なぜ「右下り」だと利益が発生するのかが分からないのですが、詳しく教えて頂けませんでしょうか。
不躾なお願いで恐縮ですが、よろしくお願い致します。
鈴木
コメントありがとうございます。
ご質問の件ですが、長くなりそうですので、ブログ記事で説明をさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
こういった内容を知らない状態でも、単純にチャートが仕掛けた時点から下に動いたら利益が発生していると分かるようになっているのが、サヤトレの便利なところです。